こんにちは、今日は素晴らしい報告があります。以前に「挨拶からコミュニケーションは始まっています」というタイトルのブログでも紹介した利用者の方を覚えていますか?かなり前のブログになります。
この利用者の方(Sさん)はいつも元気の良い挨拶をしてくれて、こちらとしてもやはり何を感じるかと言うと「朝から気持ち良い挨拶なので元気になる」という感覚です。またはそれに近い感覚を覚えます。
実はそんなSさんが就労移行支援ヤネセコワークスを卒業して一般企業へ旅立つことになりました。つまり就職が決まったという事です。本当に喜ばしい事です。この利用者の方からスタッフたちにこのような言葉がありました。
「ここへ来るまでにいろんなことがあって、全く将来が見えない状態でした。本当に闇の中でした。」とスタッフと他の利用者の前で話してくれました。この後、以前から用意していたみんなでメッセージを書いた色紙を手渡しました。
今まで筆者は100人以上の様々な障がいを持っている方を見てきました。特に精神疾患の人は実社会で闇に近い入り口を見つけてしまうのでしょう。毎日明るく元気に、そしてハッキリと話すこの利用者は、こういった自分で第一歩と言える行動を自ら実践して私たちの就労移行支援を利用されてきました。
結果は本当に良い物になりました。これからスタッフはしばらくの間は定着支援を行なっていく予定です。利用者が一般企業に就職して働き出すことは人にもよりますがとても険しい道です。定期的に会社での課題や生活面の課題を共に考えて、自己管理のサポートをしていく予定です。
会社での朝の挨拶は、同僚や上司とのコミュニケーションを促進し、職場の雰囲気を良好に保つために重要です。こういった書き方をしてしまうと挨拶は絶対にしなければならないものであると言っている様に思えます。
ですが、現在の文化の中で生活をしている私たちにとってみると当然の如く、朝の挨拶はやはり必須です。
挨拶の内容は簡単なもので十分で、例えば「おはようございます」や「おはよう」と言うだけでも良いでしょう。また、相手の名前を呼ぶことで親近感を生み出し、コミュニケーションを深めることもできます。
ただし、相手が忙しい場合は挨拶を急かすことなく、相手のペースに合わせた対応を心がければ良いのです。朝の挨拶は日々のコミュニケーションを円滑にするために欠かせない行動の一つであります。
自分から挨拶ができない人がいます。相手が先に挨拶をするからといった場合のことではありません。自分から挨拶が出来ない人に多い特徴に、「挨拶をそれほど重要だと思っていない」、「人を見下している傾向があり格下だと思っている」といったものがあります。他にもやはり遠慮がちでシャイな性格であるからということもあると多います。
ですが会社での挨拶は大切です。挨拶はその日に話す相手に向かって一番最初に使う言葉です。発する言葉です。相手も同じ人間です。例えば今まで挨拶があった人から挨拶がなくなったという事があったとしたら、これはこれで大きな事が起こっていると感じるでしょう。
こちらから今までと同じ雰囲気を作ってあげる事で、周りの人がいつもの日常を感じる事とができるようになります。会社での雰囲気を良いものにするためにも、人に聞こえる声での挨拶を心がけたいものです。
就労移行支援事業所 YANESEKO WORKS Kakogawa Noguchi インスタグラム
PAGE
TOP