2023年のゴールデンウィークは4月29日から5月6日です。それぞれの日の名称は知っていますか?29日は昭和の日、3日は憲法記念日、4日はみどりの日、5日はこどもの日です。今回はこの季節によく見かける日本の風習の鯉のぼりを取り上げます。
日本の風習の一つで、子供の健やかな成長と家族の幸福を祈願するために飾られる鯉の形をした風船です。鯉のぼりには、黒、赤、青、緑、紫の5色の鯉があります。それぞれの鯉には、それぞれの意味があり、黒い鯉は父親を、赤い鯉は母親を、青い鯉は男の子を、緑の鯉は女の子を、紫の鯉は家族全員を表しています。最近では、鯉のぼりのデザインも多様化し、キャラクターものや、近年は、コロナ禍で家族で過ごす時間が増えたことから、調べたのですが家族の団結や感謝を表現するデザインも人気があるようです。
2019年からコロナが始まり、翌年の2020年からのパンデミック状態の期間が始まり以前よりかは落ち着き感のある様子ですが、やはり沢山の犠牲者が出たのが現実です。アミューズメント施設に行けず外出自体が難しかった期間の中で、小さな鯉のぼりの飾り付けを家の中で親と共に楽しんでいる子供たちのニュース映像を思い出します。
やはり家族からするとコロナは恐怖の対象であります。我が子を持つ世間の親は、一緒に飾り付けをしたり、風に揺られる鯉を見ながら家族の絆や幸福を認識できたと思います。コロナ禍だからこそ日本の伝統的な文化であり、子供たちの成長と家族の幸福を願う風習をもって命の尊さも感じた方はおられることでしょう。
端午の節句が定着してきた時代は奈良時代以降だということです。端午の節句の言葉の意味を考えてみた事はありますか?では「端午」の意味を説明します。「端」には「最初の、はじめの」といった意味があります。「午」はうま(うし)という意味があり、また数字の音読み「五」と同じということで5月最初の5日で「端午」という言葉が出来ました。
「節句」はどうでしょうか?ご存知の方もおられると思いますが、季節の節目という意味です。節句はほかにもあり五節句と呼ばれ、全部で5つです。1月7日は七草の節句・3月3日は桃の節句・5月5日は端午の節句・7月7日は星まつり・9月9日は菊の節句です。次にある節句は7月7日は星まつり、七夕です。
なぜ鯉のぼりを上げるかの説明はとても長くなるので省きますが、簡単にいうと鯉のぼりは男の子にとってはとても勇ましいという象徴だということです。武士の人形も飾りつけるということからも分かります。現代では子供が武士の兜や鎧をつけて写真を撮る風習もあります。地域によっては菖蒲の葉や根をいれたお風呂に女の子は入るといった風習もあります。日本文化の1つで1日を過ごす事で家族との時間を大切に過ごすことができることはとても良いことだと思います。
https://www.himeji-mitai.com/feature/377777.html
天気予報
https://weather.yahoo.co.jp/weather/28/6310.html
ゴールデンウィークは、4月29日から5月5日までの連休です。この期間は、多くの人々が旅行を楽しんだり、家族や友人と一緒に過ごしたりすることが一般的です。ゴールデンウィークは、春の訪れと新しい始まりを祝うために、日本の伝統的な行事や催しも開催されます。様々に過ごし方はありますが、できれば楽しい時間を過ごしてほしいものです。
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