こんにちは、ヤネセコワークスです。今回は仕事において必要になってくる「適正」や「特性」についての話です。障がい特性や適正に関しての詳細な話はまたの機会にもします。ですが市所有の加古川市でも大きな公園の草刈り作業での話になりますが、これを交えて説明していきます。
継続支援A型事業所にて働ける方にとっては、体を動かす仕事程度の体力はあります。多くのA型事業所での就労時間は4~6時間で、中でも4時間がほとんどです。
A型事業所で働く以上は、一般企業を目指しての就労訓練場所なのです。実際に働いてみて、自分の得意分野や不得意分野を見つけることも、自分自身が見つける義務のようなものです。
今回私が参加させてもらった、この日の草刈り面積はかなりの広さの場所です。このような場所の草刈りは、エリア毎に草刈り機を持って刈るチームと刈った草を集める回収チームと、そしてかき集めた草をトラックで加古川市リサイクルセンターへ運ぶ運搬チームの3チームに分かれます。
そして公園の地図があり、エリア毎に順番に数字が書かれており、この順番で草刈りを進めていきます。各チームに何人必要かなども決めていきます。それにこういった外での作業に付きものの天候も考慮に入れないといけません。こうやって全体で何日くらいで草刈り作業が終了できるかが分かります。
この時点で特性や適正を考えています。集中力は誰にでも必要なものになってきますが、体力、精神力、集中力の高い方や応用力のある方などは草刈り機チームで頑張ってもらっています。草刈りの作業に慣れている人をみると、やはり手慣れたものです。どんどん草を刈っていっています。
集中力は必須です。消費者庁には刈払機を使用中の事故情報が平成27年4月から令和2年3月末までの5年間に計88件寄せられています。注意が散漫にならない方が作業には必要になってきます。
回収チームにはどういった人が適正のある人だと言えるでしょうか。刈り草の回収について少し説明します。体力、精神力がある方というのは当然です。もう一つはコツコツとまじめに作業を持続できる力のある方です。
ガンジキ(カンジキ)など道具でひたすら刈り終えた草を集めていくことは正直な所、体全体を使っているので疲れます。それでもコツコツとやっていける方、もしくはその適性を伸ばす必要のある方にはもってこいの担当です。
「草刈り」という作業だけでも、この作業をするに対しての能力に、何が必要かが見えてきて、その能力の高い方、低い方、伸ばせそうな方が分かります。次回は参加した公園の草刈り作業についての続きです。
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