こんちには、ヤネセコワークスです。今日は就労移行支援事業所YANESEKO WORKSに通所している利用者の1日を紹介したいと思います。また新しく新規の利用者さんがやってきて、毎日頑張ってくれています。Eラーニングの他にも様々な事にチャレンジしている現状です。
ホームページでも紹介していますように、マニュアル型ではない事業所です。やはりリアルな労働体験をしなければ自分に合った仕事はなかなか分かりません。労働体験場所を利用者に提供し実際に働く事を実践してもらう事を行なっています。
やって事のなかった仕事であってもいざやってみたら、こういった仕事が自分には合っているのかもしれないと気づく場合もあります。過去に経験していなかった仕事を、ヤネセコワークスのスタッフは利用開始から利用者さんの経過を見て、提供していきます。
やはりただ単に移行支援事業所に来て勉強をしているだけでは、実社会に出た時にもしかしたら挫けてしまう可能性も無にしはあらずです。
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直近では体験労働場所としては、わらび餅を切るという作業がありました。わらび餅のお店に出すための、本物のわらび餅です。れっきとした商品です。こういった事に実際に触れるだけでも、食品関連の仕事ではこういう業務があるのだと分かります。わらび餅のお店で体験するために、お店の店員と同じ正装に着替えて、出発して行きました。
もし仮に支援学校などを卒業後引きこもっていた期間が長い利用者がいたとして、社会というものを実際に見た経験がないのですから、こういった実体験があることはその利用者のためにもなります。
引きこもりというワードが出てきたのでここで、これについて少しだけ話したいと思います。生活環境、主に幼少期から親からの自己肯定感に傷をつけられた事や否定される回数の多さといった事が、引きこもりにつながってしまう事があります。同居していてる生活なので金銭にも心配がなく、社会に出たとしても、親からの自己肯定感の否定経験のせいで働く意味が見いだせないなど、「働く必要がない」「働きたくない」という考えが引きこもりの原因の1つに成りえます。 これ以外にも周囲と意見が合わない、劣等感があってそれが強い、理想が高すぎるといったことも引きこもりの、ニートの引き金だとも考えられています。
これは極端な言い方をすると、過保護に育てられた事でもあります。簡単にいうと自立ができないという事につながります。意思決定をしてこなかったせいで、自分で何かを決めていく行動が少ないため、責任転嫁という行動に変わってしまいます。自信を持つことが難しいのです。会社に入っても仕事に不安を覚えてしまいがちになります。
引きこもりの話が長くなりましたが、ヤネセコワークスが開いている実体験の場を提供するという意味は、こういった方々にも有効だとも言えます。
リアルに体験して、この体験からも様々な事が分かってきます。例えばわらび餅を商品として出す時に使うパックに関してもそうです。爪楊枝にしてもそうです。色々なものを準備する必要があるのです。
会社というものは色んな会社と繋がっています。お互いに依存してお互いに利益を上げていくものです。利用者の皆さんにも様々な視点を持って、就職を目指していってほしいと思います。
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