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2023.06.05

就労移行支援の効果 まとめ


就労移行支援事業所とは、精神障がいや知的障がい、発達障がいなどのある人々が、社会参加を促進するために必要な支援を提供する福祉施設です。このような支援事業所が必要になってきた理由としては、社会的な孤立や職場での不適応などがあります。ここでは、まとめとして、就労移行支援事業所の効果について考えてみたいと思います。

 

効果

まず、就労移行支援事業所が提供する支援の一つに、職業訓練があります。これによって、障がいを持つ人々が自分の能力に合った職業に就けるようになることが期待されます。また、就労に必要なスキルやマナーなどを身につけることで、職場での不適応を減らすことができます

さらに、就労移行支援事業所では、就職後のフォローアップも行われます。いわゆる定着支援です。これによって、就労後に生じるトラブルや困難を解決することができ、就職後の定着率の向上が期待されます。

 

自己肯定感

また、就労移行支援事業所は、社会的なつながりを作ることができる場でもあります。障がいを持つ人々が交流することで、社会的な孤立を減らすことができます。さらに、スタッフが積極的にコミュニケーションをとることで、自己肯定感や自己効力感の向上につながります。

以上のように、就労移行支援事業所は、障がいを持つ人々の社会参加を促進することができます。特に、職業訓練や就職支援によって、自立した生活を送ることができるようになる可能性があります。さらに、社会的なつながりを作ることで、精神的な健康維持にもつながります。ただし、就労移行支援事業所の効果は個人差があるため、利用者のニーズに合わせた適切な支援が必要とされます。

調査結果

就労移行支援事業所の効果については、研究や調査も行われています。ここでは研究機関の結果を紹介します。

まず、厚生労働省が行った調査によると、就労移行支援事業所を利用した人々の就職率は、平成30年度において67.5%と高い数値が出ています。また、就職後の定着率も高く、半年後には87.3%が就職先に定着していました。

また、国立社会保障・人口問題研究所が行った研究によると、就労移行支援事業所の利用が社会復帰や社会参加にきちんとつながっているという結果が出ています。具体的には、就労移行支援事業所の利用前と比べると社会参加意識や自己実現感が向上していることが示されています。

 

障害者雇用率制度

ご存知の方もおられると思いますが、日本の制度に、障害者雇用率制度というものがあります。法定雇用率は2023年1月現在では、事業主別の法定雇用率は下記の通りです。

民間企業:2.3%

・国・地方公共団体:2.6%

・都道府県等の教育委員会:2.5%

障害者雇用率制度とは、民間企業や国・地方公共団体に一定以上割合で障がい者を雇用するようにと義務づけた制度のことです。労働市場において、障がい者は一般の就労者に比べて雇用機会が少ない状況です。、一般の方と障がいを持った方の雇用機会を均等にすることが雇用率制度の目的です。

 

まとめ 在宅支援から在宅ワーク

現代において就労の形がますます変わってきていると、皆さんもご存知だと思います。一昔前までなら会社に就職、または就職活動は障がいを持つ方が行なっていくにはハードルはかなり高いものでした。

しかし社会そのものの就労形態が変化していき、ITが進化すると共に障がいを持つ人たちにも就労の機会が高いものになってきています

会社によっては、一昔前まではほとんど見られなかった在宅ワークを業務の形としている企業もあります。

就労移行支援事業所ヤネセコワークスはIT社会でも通じるプログラムメニューを用意しています。興味あるスキルを選択してもらい、それを将来の仕事に活かしていってほしいです。

 

就労移行支援の効果 その1

就労移行支援の効果 その2

就労移行支援事業所 YANESEKO WORKS Kakogawa Noguchi インスタグラム

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