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2023.06.22

統合失調症 その3


こんちちは、ヤネセコワークスです。引き続き統合失調症について紹介します。統合失調症の症状は二種類あります。前回は陽性症状です。特徴を言えば幻覚、幻聴や被害妄想など、他には異常な体験など、精神を左右して生活や仕事に負担を強いるものが多いです。今回は症状としては陰性の場合の紹介です。

 

感情や意欲が出てきにくい:陰性症状

生活感覚や生活する上での刺激といったものをほとんど感じなくなることが、陰性症状にはあります。思考状態が健康的なものではないという意味です。

感情や意欲や興味といったものが薄れてしまっている状態に陥ります。つまり陰性症状は、一般的な心理機能の欠如や減少を特徴とします

 

これらの陰性症状は、患者の生活に重大な影響を与えることがあります。また、陰性症状は陽性症状よりも治療に対して反応しにくい傾向があります。統合失調症の治療では、陰性症状の管理も含めた包括的なアプローチが必要です。



継続しての治療が大切です

以前は統合失調症は進行性の病気だと言われていました。しかし現在ではかなり改善ができるように治療体制が整ってきています。就労移行支援A型事業所など、多くの統合失調症の方が就労しています。A型事業所は簡単に言うなら一般就労にも近い会社です。ですから多くの利用者が働けるまで改善はしていると分かります。完治したとは言い切れないにしても、上記に挙げた陰性症状の状態は切り抜けています。

 

 

まとめ 診断が大切です

今回は陰性の症状について話しました。統合失調症は陽性と陰性があります。陽性の症状はどちらかと言えば状態については分かりやすいものです。

一方陰性の症状というものは、簡単に言えば生活面における内心的なものなので、発見が遅れる場合もあれば、症状の程度も分かりにくいものです。心理機能の欠如などは、気分的なものに近いので、尚更なのです。

ですからもしも周囲の人でいつもと違う状態が2週間以上、続いているなどは症状なのかもしれません。

次回は統合失調症についての治療に関する事を紹介したいと思います。


就労移行支援事業所 YANESEKO WORKS Kakogawa Noguchi インスタグラム

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