#

#

山陽電気鉄道/別府駅から車で15分
山陽電気鉄道/播磨町駅から車で10分

2023.03.23

パニック障がい その1


今回は精神障がいの1つ、パニック障がいについてです。数回に分けて話したいと思います。

意志が強い弱いなどはほどんど関係なく精神障がいを人は負ってしまう時があります。高い可能性で一般社会の中で働く人々は何らかの精神障がいを持っているかもしれません。それら障がいが顕著に表れているかどうか、日常生活に支障があるかないかで、社会から身を引いてしまい、閉じこもる方向に向かってしまいます。パニック障がいもそうなり易いものかもしれません。

 

パニック障害について

パニック障害は突然の恐怖感や不安感、緊張感などが起こって心拍数が上がり、呼吸困難になり、めまいや吐き気などの症状があります。自分が危険に近づいている、危険が迫って来ていると感じてるという錯覚を起こすことがあります。

多くの原因が考えられていますが、実は原因不明の不安障害の1つにもなっています。ストレス、遺伝的な要因、または特定物質に対しての過敏性、薬物使用などがあります。パニック障害は、再発する可能性が高く慢性化することが多いです。

 

負の影響を軽減

パニック障害は、多くの人々が直面する深刻な問題の一つであり、適切な治療を受けることで、その負の影響を軽減できます。

その症状によって生じる様々な影響を軽減し、生活の質を向上させる治療で改善させていきます。専門家と一緒に、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

 

治療法はあります

認知行動療法は、パニック発作自体を引き起こす恐怖を克服する目的の治療法です。この治療法は、思考パターンや行動パターンを変えることで、パニック障害に対する感覚的な恐怖を減らす目的としています。

薬物療法は、抗不安薬や抗うつ薬を使用して、パニック発作の症状を軽減するための治療法です。神経系に作用して緊張を緩和することで、パニック発作の頻度を減少させます。

認知行動療法と薬物療法の両方を行うこともあります。薬物療法で症状が軽減されると、認知行動療法によって、根本的な原因に取り組むことができます。

 

以下、病院検索サイトcaloo

https://caloo.jp/hospitals/search/28210/d492

パニック障害の人の割合

パニック障害は様々な年齢層に見られます。それと正確なパニック障害の発症割合はほとんど分かっていません。また国や地域によって異なるそうです。

アメリカの精神医学協会(APA)の報告では、1年間にパニック障害を発症する成人の割合は約2~3%、女性の方が男性よりも発症する割合が高いそうです。

日本の厚生労働省が2019年のデータでは、1か月間にパニック障害の症状を経験した人の割合は約0.3%であると発表がありました。

しかし精神障がいの1つであるパニック障がいは、正確な割合を探る事自体は困難であります。

 

まとめ ストレスの欠片

パニック障がいになっている最中は本当に苦しいものだと思います。膨らんでいくストレス社会の欠片がこうした精神障がいを作ってしまっています。ですが、実際この障がいが改善し社会に出て働き出す方々は多くいます。次回はパニック障がいについてもう少し詳しく見ていきます。

 

パニック障がい その2

#

PAGE
TOP