こんにちは。今回は「セル参照」についての話です。今まで詳しくは紹介はしてこなかったのですが、Excelを使う上では必要になってきます。
上記にあるようにF4には、「=D4*E4」という式が入っているから「¥6,000」と表示されます。その下の数式も同じように行ごとに数式が入っています。
つまりセルF4を選択して右下の点を下にドラッグして、コピーをするとその書式で自動コピーされていきます。これを相対参照といいます。
上記の表は初めの表とは違います。この表のキャンペーン価格の数式は、「=$B$8*D3」となっています。
数式を見てわかる通り、「$」が使われています。これは固定する記号です。つまりB列を固定して8の行も固定するという意味です。
掛け率を決まったセルで固定して掛け算するという数式になっています。これのメリットは、E3のセルを下にコピーしていって「掛け率の70%のセル」が固定されるので、自動調整にはなりません。これを絶対参照と言います。
では、固定しなかったらどうなるのか。
E4には「=B9*D4」、そしてE5には「=B10*D5」の数式が入ります。つまり「70%が入力されたセル」を固定しなかったら、参照セルは下に下がっていきます。
このように表の見栄えにも繋がるようになります。この相対参照と絶対参照はよく覚えておきましょう。
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