こんにちは、ヤネセコワークスです。社会に出ると人間関係が学生の時と違ってずいぶんと変化してきます。仕事ができるように、仕事を任されるように、先輩から色々な事を教えてもらいます。教える側にしても教わる側にしても、相手のことを考えて行動を起こさないといけません。今回は障がい者雇用での話をしたいと思います。
とある企業にある実際の話です。障がい者枠での雇用募集で入社した方には、重い精神疾患をありました。会社側がまず把握している事といえば、ほとんどありませんでした。つまりどういった障がいがあり、その特性について何もなかったのです。次にこの方をフォローする人は、同期の人だということです。
これは問題が山積みです。以下に大きく問題点を挙げてみました。
細かな問題点は他にもあるとは思います。ですがこれは大きな問題なのです。障がいには特性というものがあります。「障がい」と「特性」という言葉はセットのようなものです。特性というものを少しでも知っていれば、障がいを持った雇用者が「どういった仕事が得意なのか苦手なのか」の適正などを早くに探せるのです。
同期に入社した雇用者がこの方のフォローになっている現状は、正直なところ異常です。会社自体が、この方の特性を把握していないので、特性探しから始める事になります。この同期の新規雇用者は自分の業務があります。ですがフォローに当たる時間に追われる事が多くなります。こういった現状がこの会社では習慣化しています。
通常はその企業で働く人間が、資料などを作成して参考資料で置いておくものです。そういったものもなく、同期入社の人が1人でやっている事自体がおかしな具合です。
この様に一般企業では沢山の障がい枠募集を行っています。確かに国が定めたことですが、いち企業には義務があります。障がい者雇用で雇用する新規社員を教育していくという義務が、企業にはあります。
就労移行支援事業所 YANESEKO WORKS Kakogawa Noguchi インスタグラム
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