こんにちは、暑い日がずっと続いています。皆さんは水分補給などきちんとされていますでしょうか。今回は以前の記事の２回目です。もう少し詳しく書いてこうと思います。

作業をしながら考える場所

A型事業所を利用している方の中には、５日間または６日間の労働が難しい時がある人もいます。ですがA型事業所を利用する意味は、一般企業での労働に耐えうる体力作りと精神力作りを兼ねています。

もしもそのA型事業所での仕事と同じ作業を一般企業でもできるのならば、あとは作業時間だけの問題です。本当に一般企業に向けての努力をするのならば、自分に何が足りないのかを考えなければいけません。

責任を持てるかどうか

事業所は療養的事業所の側面もあります。段階的な事で言えば、B型事業所からA型事業所に来て働けるまでになったとします。ですがもう少し体力作りと精神力作りをする必要があるからA型事業所で頑張っている方もおられます。

草刈り作業は季節関係なく大変な作業ですが、夏は特に大変なことはやった事がない人にも想像のつきやすい事だと思います。しかし一般企業では「草刈り業者」は存在します。こういった作業をしている方も夏の暑さは大変な苦労です。ですが「責任」が生まれるのが仕事です。

加古川市のイベント参加体験

作業中と作業終わりに考える自分の事

夏の草刈りは大変です。暑さで自分の現在と将来の事をきちんと考えようという思いも、暑さのせいで愚痴に変化してしまう利用者はかなりおられます。また草刈り作業ではなく施設内での作業終わりでも、帰宅すると睡眠をまず取る方もおられます。

睡眠を取る方も自分の体調に合わせて健康管理をしていけば良いのですが、A型事業所に来ているということは、一般企業の半分の時間を働いて帰宅しているのです。もう半分を家でどう過ごすかで作業終わりに何を考えるかの証明にもなります。

加古川市の計画相談事業所

事業所の意味

何かを証明出来ていけば自然と利用者の人柄は変化していきます。後ろ向きの思考が少しずつ前向きになったりと、良い方向に変化していきます。A型事業所というところは、「働きながら（＝工賃を得ながら）将来を考えていく場所」でもあります。

一方の就労移行支援事業所は働くために必要なスキルを身につけるために行く場所なので、全てをそれに全振りした形を持つ事業所です。どちらも一般企業に向けての目標をセットできる支援事業所なのです。

草刈りに参加　垣間見える特性・適正　その３

まとめ　今をどう進むか

前回からの続きで、「働く中で考えていくべき事は一体何なのか？」を忘れないでほしいという想いで書きました。労働の中で、なぜ愚痴に変わってしまうのか？なぜ現状にのみ満足なのか？色々と利用者の皆さんは考える必要があります。

これは一般企業で働く方にとっても同じことです。次回もこのテーマで書きたいと考えています。