こんにちは、皆さんは「聴覚障がい」と聞いてどういった障がいを思い浮かべるでしょうか。ほとんどが全く聞こえない障がいを思い浮かべる方が多いかもしれません。
聴覚障がいは、聴覚機能の低下や喪失によって音を十分に聞くことが困難な状態を指します。聴覚障がいはさまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。
一部の人々は生まれつきの聴覚障がいを持っている場合もありますが、後天的に発症することもあります。
聴覚障がいの程度は、デシベル[dB]という単位を用いて表します。0デシベルは、聴覚に障がいのない成人の聴力の平均を表しています。数字が大きいほど聴力の弱さがわかります。
時には音がゆがんだり途切れたりすることもあり、補聴器や人工内耳を使用したとしても明瞭に聴こえるわけではありません。
聴覚障がいは程度によって分類されることがあります。以下に一般的な分類を示します。
口話(こうわ)、筆談、手話等の他、身振りや空書(くうしょ・そらがき)など様々な方法を使います。ここで誤解をしないでいただきたい事があります。聴覚障がいを持っている方に対しての認識です。「聴覚障がい=手話」というのは間違った認識です。
高校まで特別支援学校などは行かずに、学校で教育を受けた学生の中には、手話を用いず口話や筆談を「主なコミュニケーション方法」としている生徒も少なくありません。
次回はコミュニケーションの手段を伝える予定です。聴覚障がいの方は、比較的に身体障がいや精神障がいの方と比べると、実は仕事での能力は高いのです。コミュニケーションは取れないことはありません。手段を持っているか持っていないかだけです。
また聴覚障がいは先天性の認識がなぜか高いのですが、聴覚障がいの原因も書けたらと思います。では次回で。
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