さて今回は以前、ある記事を書いていたときに感じた事を、伝えたいと感じた事を書こうと思います。
一般企業もそうですが、仕事をすぐにやめてしまう人は就労継続支援A型事業所(以下就労A)にもB型事業所(以下就労B)にもいます。就労Aと就労Bを比較すると、就労Bで働いている利用者の方が、私自身が見て来た中では長く続いていると感じます。
理由を考えてみると、就労Bの多くはグループホームと一体型になっているところが多く、そこから出勤しているということが一番の理由ではないでしょうか。一方で就労Aで働く利用者の多くは自立をしている、家族と同居または一人で生活している方が多いです。
A型事業所の利用している多くの方は、思考して理由をきちんと考える努力をする傾向が強いです。そのため精神的に疲れやすいという状態に陥ります。精神疾患の方は尚更ですが陥りやすいというのが実情です。
仕事内容に関わらず、環境に適応する事が出来ない人ほどクレームが多くなっています。他人とのコミュニケーションにおいても、意思疎通が取れなかったら相手のせいにする傾向もあります。
就労移行支援も就労継続支援も自らの仕事や就職のために利用する場所です。これが基本ルールなのです。自分が仕事で失敗してしまった時には、自分のどこが悪かったのかなどを見つめてみましょう。また、他人のミスを見つけた時に、注意をするのならば、その前に相手の気持ちになって考えてみましょう。
自分自身が働きに来ているのです。スキルを身につけに来ているのです。共同作業での仕事は、全員に共通して言える事があります。それはみんな能力が違うという事です。能力が違うと作業量は当たり前ですが、差分が出てきます。こういう時によく起こる事があります。それが小さな偏見です。そこから作業量の少ない相手に対してどうしても不満を言いがちになってしまいます。
差分が出ることは当たり前で、理由は、みんながみんな能力に違いがあります。量に関係なく、仕事をするかしないかが一番の問題なのです。自分が自分のやるべき事をするだけでいいと思います。
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