「公衆衛生」と「統計・統計学」の関連を今回は話したいと思います。
まず公衆衛生は、人々の健康などに影響を与えるさまざまな要因を理解して、健康を維持する事でもあります。
感染症の管理、予防接種プログラム、環境保護、栄養指導など、公衆衛生の概念や認識は広く浸透しています。ここ最近だとコロナなどで認識がより高まっているのではないでしょうか。
2023年や2024年はインフルエンザなどもあり、危険な雰囲気を感じている方もいると思います。
統計学は、これらの健康課題に対処するためのデータの収集、分析、解釈に不可欠です。こういったデータはかなりの大きさをもった情報です。これらを俗にビッグデータと言います。
統計学は、人口統計データの分析から始まり、特定の健康問題の発生率や傾向を理解するためのデータ収集もできます。幅広い公衆衛生活動に関与しています。
また、介入効果の評価や将来の予測にも利用されます。例えば、特定の健康行動が疾患の発生率に与える影響を評価するために、統計学的手法が使用されます。
統計学を通じて、データ収集して科学的な証拠を公衆衛生のエキスパートや政府が最適に活用していきます。
統計学は公衆衛生において、私たちの社会的決定要因の理解や認識にも役立っています。
データの解析によって、対処するための優先順位付けや介入の必要性を浮き彫りにします。
次回も引き続き「公衆衛生」と「統計学」について書いていきたいと思います。
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