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2023.06.15

統合失調症 その2


こんにちは。今回は統合失調症について前回の続きです。前回説明した記事にあったように、この障がいには陽性症状と陰性症状があります。まずは前回と同様に陽性の症状について紹介していきます。

 

幻覚や被害妄想

幻覚の症状がこの障がいにはあります。視覚的な幻覚では、実際には存在しない視覚的なイメージや感覚を経験することを指します。実際には無いものがあると見えている状態です。また、嗅覚も感覚がおかしくなる場合があります。感覚的な幻覚で言えば、身体に痛みを感じたり、誰もいないのに触れられたり叩かれたりといった感覚もあります。

こういった幻覚といったことまで感覚が狂ってくると、被害妄想の状態を引き起こす時もあります

明らかに間違った内容で周囲との関係を信じ込んでしまい、周りが訂正したとしても受け入れられない状態です。誰かにいやがらせをされているという被害妄想を起こしてしまう時があるのです。



思考障がい

幻覚や被害妄想などの他には思考障がいなどもあります。特に集中することが難しくなってきます。例えば記事などを最後まで読むのことが難しいや、仕事に集中できないといったこともあります。考えをまとめていく過程で行き止まりの感じのように見える霧やモヤもように、考えがだんだんと止まってしまう思考障がいがあります。

また、会話では支離滅裂な内容になってしまい他者には理解できない話をしてしまいます。話し出したかと思えば、突然言葉が出なくなって周りを混乱させることがあります。

自我意識において、行動感覚の障がい

自分の考えはなくなり操作される感覚になっていまいます。自分と外の世界との境目が曖昧になり、自分が感じたことや思ったことを知られると恐怖に思ったり、自分自身を自分だと認識することが難しい感覚になることがあります。

激しく興奮したり、周囲から見るとコントロール不可能のような様子に見えてしまします。意味のない言葉を繰り返す事や、不思議な行動を取ることがありますが、これらは陽性症状の特徴となります。

 

陽性症状は主に感覚に関与している

統合失調症は、幻覚や妄想などのさまざまな症状が生じる精神疾患であり、15~35歳の方を中心に、100人に1人がかかると言われている精神疾患です。

現代の医学では統合失調症になる原因は解明されておらず、ストレスや遺伝などが関係していると考えられています。原因は完全には解明されていませんが、遺伝的、生化学的、環境的要因が関与していると考えられています。また、薬物の使用やストレスなども発症や症状の悪化に関与する可能性があります。

特徴をよく見ると統合失調症の陽性症状は、感覚に関与した症状です。ですが決して治らないものではないです。患者自身も担当医と一緒に、統合失調症の理解を深めていけば治療に対しての真剣さも増すものだと思います。

 

まとめ 理解を深めて改善を目指す

次回は統合失調書のもう一つの症状である陰性症状についてです。陽性症状や陰性症状もあります。ですが先述したように理解を深めてこの症状と向かい合っていき、治療を行なって行けば改善の兆しは見えてきます。

 

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統合失調症 その3

治五郎わらびもち

https://sweetsinfonews.com/post-216008/

 

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