今回もビジネスマナーの話で、前回の続きで「コミュニケーション」です。ビジネスマナーにおける伝達手段としての「メール」を前回は取り上げました。今回は「チャット」です。皆さんも日頃からよく使われているかもしれません。
チャットは現代の日常生活で最も必要な伝達手段の1つになっています。チャット登場以前で情報伝達の手段では、時間をかけてレスポンスがなされていました。情報化社会と言われ始めて、社会の情報速度が促進されました。
これは情報を以前の電話やメールといった伝達手段よりも、素早く自由に発信できるようになり、情報の送信者が受信者にほとんどリアルタイム性を持っての伝達が可能になりました。これはストレスフリーの様にも見えますが、実のところ情報過多になり、精神的な疲れから健康を損なうという流れも生んでいます。
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チャットのメリットとデメリットは以下のようになります。
メリット
1 即時性:リアルタイムでコミュニケーションが可能で、迅速な情報交換ができる。
2 対面と近い感覚:テキストチャットでもリアルタイムでやり取りができるため、会話相手とのコミュニケーションが対面のように感じることができます。
3 記録が残る:チャットは記録が残るため、後から確認することができます。
4 ファイルの添付:チャットにファイルを添付することができ、重要な文書やデータをやりとりすることができます。
デメリット
1 非効率的:長時間のチャットであれば、電話や対面会話などの方が効率的な場合もあります。
2 聴取しづらい:テキストでのやり取りは音声に比べて聞き取りづらい場合があります。
3 読み違いが発生する可能性:チャットは非言語的な要素(表情や声のトーンなど)が伝わらないため、誤解が生じることがあります。
4 ネットワーク接続が必要:チャットにはインターネット接続が必要であるため、場所や環境によっては利用できない場合があります。
以上が、チャットのメリットとデメリットになります。
現代の人間は、平安時代に生きた人々の一生分の情報量を1日の情報として受け取っているそうです。これはもう情報過多どころではない状態です。情報を取捨選択すればいいだけの話ではありません。社会を構成する要素の1つでもあるものが、これ程に大きくなっていくと、精神疲労が出現します。
上手にストレス発散を出来るなら、疲れ方そのものは軽いでしょう。会社での時間にも私生活である自分の日常生活にも、気持ちを置ける場所を作ることは大切です。
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今回はチャットについてのメリットとデメリットが主な話でした。この2つがあるからこそ生まれてしまう情報過多かもしれません。今の社会で最も必要となったチャットにもビジネスマナーは存在します。これについては電話やメールに通じるものはありますが、自分がマナー違反していないの確認事項になります。ですので、ぜひ次回のこの項を楽しみにお待ちください。
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