今日はヤネセコワークスで頑張っている利用者の行動を紹介します。
今日はいつもよりもくるのが遅く、体調を崩されてお休みになっているのかと心配していましたが、実は就職の面接に行っておられました。詳細までは知らないのですが、活動的な気持ちを持っていると感心しました。Eラーニングでも面接においてのオンライン学習がありますから、きっとこの利用者もこれを見て面接に臨んだ事でしょう。
こうした真面目に将来を考えている利用者は移行支援事業で精神を鍛えています。良い結果である事をみんなが望んでいます。
ふとこの面接という言葉を聞いて思い出した事がありました。このブログの担当者の弟の話です。弟が高校卒業前に就職面接に行った時のことです。
履歴書を読みながら面接官が「好きな映画は何ですか?」という質問をしてきたそうです。履歴書にはそういった内容を書かなかったらしいのですが、突然の質問にも関わらず弟が答えたタイトルは「猿の惑星」でした。
これにはその場にいた面接官数人が笑っていたそうです。先の質問をした面接官の返事は「君のような人がいると職場が明るく変わりそうだ」と言ったそうです。
家族や高校の担任教師も面白くて笑っていましたが、就職まではだめなのではと思っていました。当の本人もそう思っていました。ですが見事に就職し現在もその会社で働いています。当時本人はもしだめだったとしても、「その時はそのときで次探せばいい、職種と会社は同じではない」と言いました。
これは事実その通りです。就きたい仕事は全国にある会社の職種と考えるほうがいいと思います。経理がしたいと思い、ある会社の面接で落ちたとしても、経理という職種がダメということではないです。経理という明確な職種が分かっているならば、他の会社の経理職の面接を受けることも可能なはずなのです。
利用者の方はスタッフからの問いに自ら良かった点と反省点とを探し出していました。自分で行動しこれらの点を探し出す事はとても重要です。自分の過去の行動から良い点と悪い点を考える時、第三者の視点で考える事ができます。
また職種に拘ることはという考え方も実際にあります。例えば、「仕事というもので自分を試す」ということも可能です。知り合いの話ですが、興味のある職種に就いたら、その会社で課長もしくは部長になるまで辞めず、昇格したらその会社を辞めて次の会社を探すという珍しい考え方を持っています。その方曰く「はた迷惑な話だが、色んな人と知り合うし、仕事を通して知らなかった事を知っていける」という事です。この人の場合は、こんな風に人生を自分で変化させていっています。
今日面接に行かれた利用者は、移行支援事業所へ通って、精神的に自己成長して行動に出られました。これは大きな大きな1歩です。健常者の方も障がいを持つ方も皆だれもが同じような気持ちを感じます。何もせずに何かを終えるより、何かを努力して前進していく方が人はいきいきとしています。後悔をしない生き方のために、言い訳をいうことのない瞬間を作りたいものです。
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