こんにちは、ヤネセコワークスです。
就労移行支援事業所YANESEKO WORKS Kakogawa Noguchiからまた新たに卒業されていく利用者さんがおられます。この利用者は長らく引きこもりの状態でした。ですがここへ来て、就職活動に励んでこの6月にめでたく就職となりました。
この利用者自身の気持ちが、働きたいと言う方向に強く向いた結果なのではと感じます。
この方は日頃から会社面接をよくされておられました。就職というと会社に入ってからどんなふうになるのか、つまり自分の環境がどんなふうに変わっていくのかという不安があります。ですが就職に向けての自分の中での気持ちの切り替えがあったのでしょう。
いつかは自立に向けて考えないといけないのですが、立派にこれを体現してくれました。
以前とらいやる・ウィークで体験に来ていた中学生がいました。全く同じようにスタッフの仕事は出来ません。ですが何かしら仕事に対しての刺激を受けて終えてくれたらと感じました。
様々な仕事がある中で就労移行支援事業所は福祉関係の会社です。何かしらの障がいを持った方がここを利用して社会に出ていく準備をしていくスタート地点です。このスタートであることの意味を感じてくれたらと思います。
トライやる・ウィークについて少し触れたいとおもいます。学生の期間はやはり学問を学び、基礎知識をしっかりと身につけなければなりません。だから当然ですが社会生活上のルールや倫理観を感じることや考える事がほとんどありません。
この教育の方向性としてトライやる・ウィークが持つ意味を簡単に説明します。目の前にある題材に対して自分で対応する力が必要になってきます。考えて判断して行動する、この繰り返しが人間を育てていきます。
働く体験を中心とした学習はいろんな事を考えるきっかけになります。地域社会において、または地域コミュニティーにおいても、学生たちに自分たちの仕事を誇れるものとの想いも生まれるのではと思います。
社会体験活動を学習の中に取り入れる事で、トライやる・ウィーク期間中に学生たちには生きていくための原点である仕事を理解してもらいたいと思います。
とにかく喜ばしい事です。利用者はこれから新しい環境で働いていくことになります。人間関係などの問題が出てきたとしても、いつでも就労移行支援事業所ヤネセコワークスの事務所に顔を出して欲しいです。一人で抱え込まずに、定着支援の一環もありますが、ご相談にも乗ります。この度は本当におめでとうございます。
就労移行支援事業所 YANESEKO WORKS Kakogawa Noguchi インスタグラム
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