こんにちは、就労移行支援事業所ヤネセコワークスです。今日は利用者さんの1日を見てみます。ヤネセコワークでどういったスキルを身につけようとしているかや、このスキルは現場で役に立ちますといった説明をしていきます。
Wさんの場合、朝利用時間の開始10分前に来て席につき、ノートパソコンの電源をオン。PCが立ち上がると、さっそく今日の課題を行い始めておられます。
やっておられる課題はコミュニケーションに関しての講義を聞いておられます。以前は皆さんもご存知の方が多いと思いますが、Microsoft社公認の資格の1つPowerPoint(パワーポイント)を勉強されていました。分からない箇所はスタッフに尋ね、大事な箇所をノートに書き込みながら、Wさんはある程度使えるようになり、簡単な書類関連などは作成できるほどです。
ヤネセコワークスでは、個人が興味のある科目を利用者とスタッフとで相談して決定して、金曜日にはその課題・科目を行なっています。
以下、Microsoft公式サイトへリンク
Word、Excel®️、PowerPoint®️などの利用スキルを証明する資格マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
これは実際のところ、どういった事を指すのか考えて事はありますか?よく謳い文句でも「楽しみながらスキルアップ」という風にこの言葉を聞いたり見たりはあります。Wさんの場合、PowerPointというソフトを初めて使いました。
決まった時間に移行支援事業所に来て、eラーニング(オンライン学習)を受け、専門スタッフからのアドバイスを通して、様々な場所で使われているソフトを学びました。
時折私たちスタッフからWさんへの要望でPowerPointを使って、「~という風な書類を作ってみてほしい」などを指示してみます。その際スタッフが会社における書類等で使う文字の大きさ、フォント(文字の種類)、空白をどう使えば見栄えの良い書類になるか等のアドバイスを行なっています。
こうしてWさんは今までの勉強が功を奏して、立派なものを制作できるようになっていました。
利用者本人が学習して来た事を就労移行支援では、実践の場としてこういった形で経験の場所を作ることも行なっています。
実践の場所があるからこそ利用者は喜びを感じるのです。単にPCを使ってオンライン学習をして、利用者が就きたい職をサポートするのでは本当のサポートではありません。
利用者が就労移行支援事業所で学ぶべき課題は、各々違います。
我々ヤネセコスタッフは利用者が身につけるべきスキルやビジネスマナー等を、利用者の将来を一緒に考えて動いています。
因みに事務職などの職のみでなく様々な仕事でMicrosoft社のExcelやPowerPointは使われています。
MOSという資格があります。Microsoft社が保持する資格ですが「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」の略称です。オフィスワークを希望するならこの資格を学習して取得する方が良いでしょう。
ですが今やオフィスワークのみならず本当に様々な分野でMOS資格に含まれるソフトは使われています。以下はMOS資格に含まれるソフトです。
MOS資格は実用的な能力が試されます。つまり、企業にとってはMOS資格を保持している人は即戦力となります。就職・転職時にはとても大事なアピールポイントとなり得ます。一度に5つの資格を取る必要はありません。月に1度の受験なので時間をかけてしっかりと準備すれば良いと思います。
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