受給者証は、社会保障制度において、年金や医療保険、介護保険などの給付を受けるために必要な証明書です。日本では、国民年金や厚生年金、健康保険、介護保険などの各種保険に加入する場合に、受給者証が発行されます。加古川市でも受給者証に関する申請等の流れは同じですのでご説明します。
受給者証には、加入者の氏名や生年月日、加入している保険種類、保険証番号などの情報が記載されています。医療機関や年金事務所などで受給者証を提示することで、保険給付の受け取りや手続きを行うことができます。また、利用できるサービスや補助金、割引などの制度を受けることができます。本人確認や保険者との手続きもスムーズに行えるようになっています。
受給者証には、以下のような種類があります。
1 国民年金保険受給者証:国民年金に加入している方が受け取ることができます。
2 厚生年金保険受給者証:厚生年金に加入している方が受け取ることができます。
3 健康保険証:健康保険に加入している方が受け取ることができます。
4 介護保険受給者証:介護保険に加入している方が受け取ることができます。
4 障害福祉サービス受給者証:障害者福祉サービスを利用する方が受け取ることができます。
受給者証は、保険に加入することで発行されるため、保険によって受給者証の種類が異なります。また、加入している保険に応じて受け取ることができる給付内容も異なるため、受給者証は重要な証明書となります。
病院等に行った時に見せる保険証も受給者証の1つです。よく使うことがありますが、健康保険証としての認識で使用しています。
「障害福祉サービスは、介護支援を受ける「介護給付」、訓練等の支援を受ける「訓練等給付」に分かれています。就労移行支援は「訓練等給付」の1つになります。利用者はこの受給者証に基づいたサービスを受けることができます。
受給者証は、保険証とも呼ばれます。また、受給者証は定期的に更新する必要があります。更新手続きを怠ると、保険や福祉制度の利用に支障をきたす場合がありますので、注意が必要です。
加古川市では加古川市役所の担当課は障がい者支援課の自立支援係(本館1階)で申請が可能です。
下記、加古川市役所 障がい支援課URL
https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/fukushibu/shogaishashienka/index.html
まず、就労移行支援事業所に見学や相談をして利用する事業所を決め、必要書類を揃えて障害福祉課などに申請します。次に、認定調査員が利用者の状況を調査し、サービス利用計画を作成して提出します。自治体によっては暫定支給の決定が行われ、一定期間就労支援を行って必要なサポートを調整します。個別支援計画を作成し、受理されると受給者証が交付されます。申請には、市区町村によって異なりますが、必要書類を準備しておく必要があります。申請から受給者証の交付まで約2週間~2カ月かかる場合があります。
受給者証を申請する際に必要なものは、市区町村によって異なりますが、以下のものが必要になります。
・印鑑(認印)
・申請者の氏名や住所が確認できるもの
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳等の障害者手帳
・自立支援医療受給者証(精神疾患を理由として通院している方に交付される証書)
・障害や病名が確認できる医師の診断書(主治医の意見書)
就労移行支援の自己負担額は、厚生労働省によって定められています。上限は世帯所得に応じて月ごとの負担上限額が設けられています。
障害福祉サービス受給者証申請の流れなどについて紹介しました。初めて受給者証を申請する時にもし迷われる様でしたら、お気軽にヤネセコワークスの方へお問い合わせ下さい。こういったサポートも致しておりますので、私たちスタッフとコミュニケーションもできます。堅苦しい事は何もありません。皆さんの就労について全面全力サポート致します。
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