第4回目の双極性障がいについての話です。「うつ期間」ではない行動を紹介します。
躁の期間での、前回紹介した方の場合ですが、思考がポジティブの方向に向きだけは変わっていました。当たり前のことは当然の答えだということで、きちんと疑うことなく言えるようでした。
自分勝手な箇所はあまり変わっていなかったように思えます。衝動買いも少しあったように見受けられました。言葉から受ける印象としては、明るく前を向いている印象でした。
ですが、この方の場合は1ヶ月程度で考え方が下向きになってしまう傾向がありました。
実は双極性障がいはタイプがあって、Ⅰ型とⅡ型に分かれます。社会生活に支障があるほどの躁とうつを繰り返すタイプがI型です。
軽い躁(軽躁)とうつを繰り返すタイプはII型です。そのほか、軽い躁と軽いうつを繰り返したり、躁とうつが同時に現れたり、様々なタイプがあります。
双極性障がいはその人をあまり知らない場合、見逃されやすい症状です。家族や友人などよく見知った人が症状を理解する場ならば緊急性が分かるものです。
次回はⅠ型とⅡ型について見ていこうと思います。症状として間違えてはいけない事が、うつ病とは違うポイントです。
PAGE
TOP