こんにちは。2023年7月7日と8日に「加古川de Sunset リバー Kitchen」というイベントがありました。加古川市には一級河川である加古川が流れており、かわまちづくりの一環として、おいしいグルメやお酒を楽しめる沢山のキッチンカーを集めたイベントが今回のイベントでした。色んなジャンルのキッチンカーが集結して、昨年度に引き続き2回目の開催となりました。仮設トイレやテーブル、イスを設置してあって、食べ物を購入後も長く楽しめるようになっていました。
実は就労移行支援事業所を利用している方が、今回のこのイベントに販売体験として参加していました。日頃から販売の体験先には出向いて、実践してもらっているのです。ですが今回は加古川市のイベントのこの日に、販売員としてスタッフと一緒に頑張ってもらいました。
イベントの日はあいにくの曇り空で、時折の雨も降りましたが、商業施設のニッケパークタウンがありますので、お客の皆さんはそこからやって来てくださいました。
金曜の朝から就労移行支援事業所のスタッフは、本業務とイベント業務もこなしながらも準備万端までもっていきました。
私は2日間とも行きましたが、ここで感じた事はあります。毎日ExcelやPowerPoint、ビジネスマナーなど、他にも座学をやっていますが、「移行支援」というものは利用者のためにあるのだから仕事の体験をしないと意味がないと強く思いました。これはヤネセコワークスの移行支援の特徴の一つであり、強みです。
この日の事が利用者にとって、将来の糧になるのかもしれないのです。店を構えていながらも、キッチンカーで色んなイベントに参加する業者は山ほどあります。大企業でもそうです。新作の食品や飲料水の販売を、試験的な試みで市場調査で販売して、商品を改良して販売にこぎつけるという事をやっています。
こういったことの経験をした事がある人ならば、準備するものは何か、当日に必要になってくるものは何か、イメージしやすいと思います。たとえ自分の担当の事でないにしてもそばで一緒に動いてくれている人が何をしているかなどを横目に見る機会が沢山あります。代金の計算を間違ったとしても、人生が終わるような事ではないのです。不安になる事はほとんどありません。
様々なカテゴリーのキッチンカーが集まっていました。体験を終えた利用者にはとても良い経験になったと思います。もちろん反省をする事も大切です。もう少し出来たらな、ならば何が必要だったのかな、こういう事を考えられるのなら経験は本物になっていき、自分の将来につながるのだと思います。利用者様、ご苦労様でした。
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