こんにちは、前回の続きでパーソナリティ障がいの紹介です。前回ではこの障がいの種類と特徴について話しました。今回ではこれらの障がいに共通する症状と、それらが日常生活に与える影響について紹介します。
パーソナリティ障がいを持つ人々は、他人との関係においてさまざまな困難を経験することがあります。避ける性格障がいの人々は、人前で話すことや新しい人間関係の構築が難しいと感じるかもしれません。
反社会性パーソナリティ障がいの人々は、他人の感情や権利を無視し、信頼関係を築くことが難しいことがあります。会社で働くことは一番社会との繋がりの強いものですから、良い関係を築いていくことが難しいと他の精神疾患に繋がってしまうこともあります。
多くのパーソナリティ障がいは、感情の不安定さを伴っています。高揚した状態と鬱病的な状態を極端に経験しやすいです。これにより、人間関係や目標設定において混乱を経験することがあります。
パーソナリティ障がいを抱える人々は、自己評価において歪みを持つことがあります。過度に自分を評価しすぎる場合もあれば、逆に自分を低く評価しすぎる場合もあります。
この歪んだ自己評価は、自己肯定感や自己受容に影響を及ぼし、日常生活において不安やストレスを引き起こすことがあります。
これらの症状は、パーソナリティ障がいが日常生活に与える影響を示す一部に過ぎないのです。しかし、適切な治療やサポートを受けることで、これらの症状に対処し、健康的な生活を送ることが可能です。次回は原因と影響要因について紹介します。
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