こんにちは、ヤネセコワークスです。さて今回は技術やスキルの習得に関連する話をしたいと思います。利用者の方の中には「この技術やスキルは本当に必要なのか」などと言った疑問が出てくる事があるようです。この内容について話していきます。
就労移行支援事業は基本的には「障がい者のための職業訓練校」と考えてもらったらいいと思います。自分が目指す職種や職業が、明確であるならばある程、事業者で受ける技術やスキルの習得に意味が出てくる事でしょう。
ですが「就職をしたい」という目的のみでは目的達成というのは難しいのかもしれません。明確な目的があれば、計画を立てやすくなりステップを踏んでゴールに近づいていけます。
明確な目的がまだなく、「就職」というワードしかないのであればこちらから情報やアドバイスの提供は出来ますが、「その方に合った技術やスキル」を把握することは難しいのです。当然の事ですが、さまざまな話を利用者の方として先述したアドバイスなどを提供していきます。
こうした場合、将来の仕事において絶対に損はないスキルを提供は可能です。いつでも時代は移り変わり、仕事においてもスキルがある程は必要になってきます。例えばExcelを使えたとします。「日報を作れる人」や「作業進捗表」、または「勤務表」などこれらが制作できるだけでも雇用する側の需要は大きくなります。
これで例え障がいがあったとしても関係はありません。ちなみにまたこのブログでもExcelで何らかの表を作成する記事を似せたいと思います。
他の例を挙げると、店舗のフライヤーなどで地図を書いて欲しいと言われた時、メジャーなソフトやアプリを使用すると思います。就労移行支援事業所でも、メジャーなソフトやアプリを使用して練習・理解をしてもらいます。こういった事が就労の準備になっていくのです。要は平均的な力をつけて欲しいのです。
担当作業において事務が主だと行った場合、デザイン系のソフトを使えたとしても、使用頻度は低いです。ですが「こういったデザインがほしい、作ってください」と頼まれる時も実際の仕事ではあるのです。
楽して仕事をしたいと考えても、その前に楽して就職はなかなか出来ません。
障害者総合支援法が定める福祉サービスである就労移行支援事業を利用することで、一般就労のための職務スキルやコミュニケーションスキルの習得、生活リズムの改善といったメリットを得ることができます。
こうしたサービスがあり利用をするならば、最大限に活用するべきだと考えます。
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