こんにちは、ヤネセコワークスです。前回の続きで今回はキャリアマップを紹介します。前回のスキルマップの説明を見てもらうと分かりますが、スキルマップは労働者の能力向上を図るツール、及び参考資料になり得るものです。
下記の図は厚生労働省が公表している人材育成システムを示したものです。ご覧のようにスキルマップやキャリアマップを使用して人材育成を目指しています。
スキルマップの能力評価は個々に対してのものですが、スキルマップを今後の参考資料として使用して、労働者のキャリアをさらに伸ばすためデータ化する目標で連動したものが上記の図となります。
こういったシステムを用いた企業は多くあり、株式会社ホテル、ニューグランド(ホテルニューグランド)、コウダイケアサービス株式会社、株式会社スーパーモリナガなど他にも大多数の企業が導入しています。
こうしたスキルマップやキャリアマップは企業で使われているものですが、自身に試してみるのも面白いかもしれません。生活面でも自分の至らない所などが見えてくるかもしれません。
極端な話ですが、会社でできる事やプライベートでできる事が還元できれば良い結果が生まれるはずです。仕事でやった事がある経験を私生活でも重なる場面があれば活用できます。その逆も然りですね。自分自身のスキルマップを書き出してみても良いと思います。
現在、就労移行支援事業所YANESEKO WORKSでは、リアルな職場を体験するための場所を提供しています。連携をとっている企業の作業場へ行き、体験をしてもらっています。自分の伸ばしていきたい部分を見つけることも出来ます。前回に紹介したスキルマップを個人で一度使ってみてください。
以前に紹介したことのある日本標準産業分類を見ると様々な職種があります。下記のキャリアマップは厚生労働省が公表しているスーパーマーケット業のものです。
上記の図はキャリアマップの例えです。キャリアマップは、職業能力評価基準で設定されているレベル1~4をもとに、該当業種の代表的な職種における能力開発の標準的なロードマップを示したものです。各レベルの熟練していく目安となる標準年数が表示されています。
従業員に対してキャリア形成のロードマップともいえるものを示すことで、目的意識を高めて、その実現に向けた具体的な行動を取れるように、または人間関係においてのコミュニケーション能力や仕事においてのスキル習得・向上を実現することを目的に作られています。
スキルマップやキャリアマップを作り参考資料として活用することで、個々の能力をしっかりと把握できます。現在使っている項目を少し細分化することでも、出来ている点や出来ていない点が一目瞭然となり目的が見えてきます。自分自身で評価をして次の目的を定めることで、目標達成のためにやる事が見えて思考・行動をする時にも、クリアに迅速に行動できるのではないでしょうか。
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