こんにちは、ヤネセコワークスです。さて、以前のコラムで「スマホの普及でビデオで作業工程を撮る事が可能となり、情報共有の正確性が増しました。これもeラーニングだとも言えます。」という文章を書きました。この時の事を思い返してみると、eラーニング自体が社会では浸透してきているが、障がい者が働く就労継続支援事業所A型や就労継続支援事業所B型の利用者は、ほとんどオンラインでの作業を間近に見ることはないと感じています。
継続支援の事業所では、指導員たちが作業の目的を実践で指導します。この流れは少し一方通行の様に思えますが、継続支援事業所の性質上、こういった流れになる事は当然です。就労継続支援は座学ではありません。つまり、就労を目的として、雇用契約を結んで働く場です。作業場で予め指導員が元請け会社が教えた作業風景をビデオ撮影して、利用者にビデオを見てもらってから仕事に取り掛かる事業所が多くなって来ている流れです。というのも利用者に対する事業所の目的、事業所に対する利用者の目的という両方の違う理由から、比較すると見えてくる結果です。
一方、一般企業が取り入れているものは、会社の研修等をオンラインで済ますという事です。他にも、最初にダウンロードしてもらったファイルで会社のPCの仕様や扱い方、資料などのフォルダの在処なども、オンラインで済ましている会社もあります。
オンラインで新入社員に様々な事柄を示す事は共有データとして、社員も所持できるという事です。知識量の差がほぼ同じになり、会社での仕事もスタート地点では共有データをきちんと理解しておけば問題ありません。会社側にしてみたら、新入社員全員分の手順等を書いたマニュアルを渡す事はなくなり、書類はペーパーレスになり、コスト削減にもなります。
会社に入ると、こういうものを導入している会社は意外にも多くあります。やはり、それだけオンラインにつながる事自体が通常の生活になっている証拠なのです。
今日では、比較的簡単にパソコンは手に入ります。様々な参考資料となるものを目に通す事が容易い時代になりました。会社に就職はしたいが気持ちだけが先走って、情報を手に入れる事を怠っている障がい者の方が多くおられます。
就きたい職種の求人募集をみて、例えば、「python言語使える方」「Excel使用経験者」などの項目があったとします。しかし「pythonなんて知らない」、「Excelは長く使っていない、使った事がない」と考えてその時の求人を諦める方がほとんどです。
Microsoft公式サイト 試験日確認のために使ってください
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
就きたい職種の求人募集を見て、こういった流れで諦める事は大間違いです。求人募集に先ほどの項目が載っていなくて、面接で尋ねられる可能性は大きいのです。まずやるべき事は確認です。聞いたことのない言葉や資格の名前があれば調べなければなりません。使った事がないのなら使わなければなりません。
世の仕事で特殊な仕事でない限り、ほとんどの仕事で使われるパソコンを使うソフト・アプリは大差がないのです。
諦めない力を精神力に添えて、就労移行支援のヤネセコワークスで、利用者が必要な何かを鍛えていってほしいです。
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