エストニアをご存知ですか。バルト海に面し、最近ニュースでも話題のロシアと国境を接した国です。今日はこのエストニアという国家を取り上げてみます。
エストニアは、先進的なIT社会を持った国です。エストニア政府は、国民の約%80がオンラインで行政サービスを受けられるようにしています。
2005年にe-Residencyプログラムを開始。このプログラムにより、世界中の人々がオンライン上でエストニア企業を設立、エストニアの銀行口座を開設、デジタル署名を取得したりすることができます。
国民の約80%がオンラインでサービスを受けられるという事は、デジタルデバイス普及率が高く、様々な面で効率面ではとても便利です。
国際的な教育ランキングでは、高い評価を受けています。例えば、国際的な学力調査であるPISAの最新の結果によると、エストニアの15歳の生徒は、数学、科学、読解では世界的に平均を上回る成績を収めています。多言語教育にも力を入れており英語、ドイツ語、フランス語などの外国語の教育も普及しています。
教育に対する国民の意識の高さや政府の活動が、エストニアの学力を高める理由の1つになっています。
実はエストニアにはデジタル社会を必要とする理由がありました。旧ソ連から離れて独自の国を政府が運営していくためには様々な問題がありました。詳細は省きますが、人口も少なく、新しい国家として歩いていくためには、世界の国々ともコミュニケーションを取っていかないといけない事を経験でも理解していました。
だからこそデジタルの力を借りて、ITを促進させました。日本のマイナンバーカードに相当するカードもすでにあります。学校はなどは、e-school(電子学校)といって自宅学習も可能です。確かにデジタルを使う事なのでまだまだ改善の余地があり、政府も試行錯誤を繰り返しています。
エストニア歌と踊りの祭典 旅行・ツアー・観光特集 ~5年に1度 次回は2024年~
https://www.eurasia.co.jp/attraction/feature/estonia_festival
エストニアは自国の強みと弱みを正確に把握する事をし、自己理解を深め、自己改善のための方向性を見出しました。この国のアピールポイントでもあります。
多くの国から視察団が入り、色んな事を参考としました。いつの時代でもその社会において必要な事が明確化するタイミングというものがあります。e-schoolではなくeラーニングという制度は今や多くの会社でも使われ出した技術である。
様々な会社があり、製造業の元請けから受けた仕事があるとします。製造工程を今までは目の前で見せてもらい、メモをして、教えてもらい自社に帰って作業するということが普通でした。
ですが、スマホの普及でビデオで作業工程を撮る事が可能となり、情報共有の正確性が増しました。これもeラーニングだとも言えます。
私たちヤネセコワークスのスタッフが勧めたいeラーニングの有用性が理解できたと思います。プログラムを通じて学ぶスキルは、就職活動の準備において、働きたい会社の仕事内容に合わせて、自分の強みをアピールするためのものでもあります。
求人募集欄などの仕事内容を見て、「出来ないから違う会社を探す」といった探し方をしていませんか?それは初めから諦めていることと同じ意味になっている場合もあります。
もちろん真面目に一生懸命に働くといった気持ちも大切です。ですが、仕事内容の向こう側をイメージした時に必要になってくるスキルを身につけることで諦めの気持ちは減っていくと思います。
PAGE
TOP