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2023.06.01

睡眠障がい その5 その他の睡眠関連障がい


こんにちは。早いものでもう6月です。梅雨の季節がやってきました。気温の変化もあり、特に今年は雪の日もあり季節が過度に変化しています。寝苦しい日々が続く月の始まりです。

これまで睡眠障害について沢山紹介してきました。不眠症、睡眠時無呼吸症候群、過眠症、リズム障がいを説明してきました。。それぞれの症状には治療法もあります。ですが症状によっては予防法もあります。睡眠障がいは社会が忙しくなるにつれて増えていきいます。人が多く集まる会社での働き方において、睡眠をリズム良く取れるように会社自体も制度の改革が必要です。

 

レム睡眠とノンレム睡眠

会社や私生活では頭も身体も動かしています。特に脳はいつも動いています。レム睡眠とノンレム睡眠という言葉を聞いた事はあると思います。レム睡眠時、脳では記憶の整理などが行われていますが、身体はもっとも休息している状態です。そうなるとレム睡眠時が最も目を覚まし、起きやすくなる時であり、レム睡眠が多くなると同時に身体の休息が取れないようになります。

一方のノンレム睡眠は脳も身体も休息している状態です。つまり疲労回復が取れる睡眠なのです。睡眠の種類にこれら2種類の睡眠がある理由は、完全に無防備な状態を作らないためだと考えられています。

 

寝言の症状は、ある障がいの可能性

レム睡眠時に寝言などが多くなりますが、酷い時には大きな声を出したり暴れる時などもあります。レム睡眠時のこういった行動はパーキンソン病の兆候が見られるという事です。認知症にもよく見られるせん妄と呼ばれる症状にも似ています。睡眠時は寝ぼけた状態となり、睡眠中は落ち着きがなく良く動きます。

せん妄が酷くなるとこちらの受け答えは出来るが、見えているものが全く違うものに見えている状態にもなります。こういったせん妄はかなり酷い状態なのですが、パーキンソン病の兆候が強く見られなおかつ、進行の早い認知症患者がなり易いです。

 

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レストレスレッグス症候群(RLS)

紹介している筆者も初めて知った症状があります。レストレスレッグス症候群(RLS)です。どういった症状かと説明すると、自覚症状の中でとりわけ多いのが「脚がむずむずする」という症状です。一般的にはむずむず脚症候群と言われています。

この症状は有病率は低いとは言い切れず、加齢に従って発症しているという事です。多くは40代~60代に多いとのことです。この不快感は温度や湿度で発症したり、症状の重さが変わるらしいのです。従ってこの場合は予防の点では予防し易いかもしれません。

 

重い症状の場合

じっとしていると足を動かしたくなったり、ピリピリした感覚や痛みやかゆみ等が出てくる場合があります。パーキンソン病、関節リウマチ、鉄欠乏性貧血、糖尿病、透析患者(腎不全)、甲状腺機能の疾患がある場合は合併症として症状が出る可能性があります。

鉄分が足りていない場合にレストレスレッグス症候群(RLS)になりやすいと言われています。鉄分がドーパミンを動かしてくれるのですが、不足していると身体にドーパミンを運んでくれなくなり、神経伝達物質であるから身体の機能低下を起こしてしまうのです。

 

まとめ 治療方法は生活改善からでも可能

薬物治療の場合は、もう少し原因を特定してからそれに合った薬を使用します。他に生活改善からも治療は出来ます。カフェイン(コーヒー・紅茶・お茶)の排除や、アルコールや喫煙を控えたり、足のマッサージや適度な運動でレストレスレッグス症候群(RLS)は改善していきます。

 

睡眠障がい その1 不眠症

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